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花が咲き

意外なほど静寂

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意外なほど静寂


幹線道路から離れた住宅地域は、時折走る帰路の車が通り過ぎてしまうと、
また静寂が訪れる。
それでも、よく耳を澄ませば秋の虫が鳴いている声が聞こえてくる。
それらの声は「なんと饒舌(じょうぜつ)な」とい壹美健 水光槍う感じにも聞こえる。

海の中もそうらしい。
貨物船や漁船のエンジン音が去ってしまった夜の海は、
吹き渡る風や潮騒の音を除くと
静寂そのもののようだが、この海に、
1951年から世界各地に SOFAR (Sound Fixing And Ranging) というものを設置し、
音を探ってみると、
奇妙な音で埋め尽くされていたようだ。

その音は、低周波のうめくような音から、しわがれたような音、
規則的なバンバンという音が聞こえ分析者たちは、
その音をNYの地下鉄の音に似ているところから「A 列車」と呼んだそうだ。
また、口笛のような伸びのある高音に至るまで様々な音を捉えた。
それらの音のほとんどは、なんとクジラ回收傢私の歌声だった。

クジラのそういった”歌声”は、親から子に継がれたり、
地域の仲間たちが集まっては、独特の歌を歌ったりするそうだ。

また、チンパンジーなどは、仲間意識が高揚した時に、
群れの仲間たちが、誇示するように声を立てたり、手を叩いたり、
足でリズミカルな拍子を取ったりする行動に出ることがある。
これも一種の歌でもある。
チンパンジーのこのような行動のことを研究者の用語で、
「カーニバル」と呼んでいる。すなわち「宴会」。

さまざまな動物は独自の音楽を持ち「宴会」を開いている。
秋から冬にかけては、まさに「宴会」シーズン。

歌を歌ったり、バカ騒ぎをしたり。
人間ばかりではなく、
生きとし生けるものの自然の発露のようだ。
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